Home » 3:やきもの情報 » 用語集 » 【さ行】 » 用語集-辰砂釉【しんしゃゆう】

用語集-辰砂釉【しんしゃゆう】


辰砂釉【しんしゃゆう】

透明釉のような基礎釉に酸化銅と鍚【スズ】を添加した釉薬を使用し、還元焼成すると紅色に発色します。

器全体にかけたり下絵付の絵具として使います。中国では釉裏紅といいます。

酸化銅は、酸化炎焼成では織部釉のような緑色に発色します。

※還元焼成・・・窯の中に酸素ができるだけ入らないようにして焼成すること。そのため窯の中が酸欠状態になる。酸素を必要とする炎は、窯の酸素ではなく、焼かれている土や釉薬からの酸素で燃焼する。その影響で器に様々な変化が起きる。

代表作品

青花辰砂蓮花文壺

蓮花部分のみ辰砂釉で下絵付。青花【染付】との組み合わせは珍しい。

朝鮮王朝 高さ44.6cm 大阪市立東洋陶磁美術館蔵